BrandRight Basics #1: ブランディングへの基本的アプローチ

こんにちは。ブランドコンサルタントの岡野浩明です。


このブログは、「マーケティング初心者を対象とした解説記事や気になったことを投稿していくノート」としての位置づけとしています。

内容についてのご質問については、できるだけお答えしていこうと考えています。しかし、時間の都合で全てにお答えすることは無理ですと先に宣言させていただきます。誠に申し訳ございません。

さて、本ブログでは経営戦略との関連性を深堀りし、ブランディングの真髄を一緒に探求しましょう。初心者でも理解できる内容で、ブランディングの大切さと実践方法を詳しく解説します。

わたし事で恐縮ですが、縁あってヨーロッパハイブランドのCEOやCOO、日本法人CEOやマーケ責任者20名以上の方々から、彼らの持つ「ブランド感」についての考え方を「直接」伺える機会がありました。
彼らの深遠なお話しをすべて理解できたわけではありませんが、わたしが考える「BrandRight Basics」を纏め始めるきっかけとなりました。
これらのエピソードも今後ブログに反映していきたいと思っています。

今回は、「BrandRight Basics」シリーズです。全13回を予定しています。これは、文字通りブランディングについて「基本的アプローチ」することを意味しています。
今回は、本シリーズのエッセンスを以下に書き出しておきます。

ブランディングってなに?

ブランディングとは、広告やロゴ以上のもの。それは企業の心臓部。各企業が考える経営戦略の存在意義や価値観を伝える活動ともいえます。多くの人が誤解するブランディングの真実、それは企業や商品が持つ独自性や価値を顧客に浸透させるプロセスであり、成功のカギを握るマーケティング活動の最上位に位置しています。

経営戦略とブランディング: 二つの相関関係?

経営戦略は、企業が目指す未来を定め、それに向けての行動方針や計画を指すものです。経営戦略を立てることは、企業がどのような価値を提供し、どのような存在になりたいのかを明確にし、その方向性を決定する行為です。

では、経営戦略とブランディングはどのように関連しているのでしょうか。その答えは、「方向性」と「実行」にあります。

方向性の確立: 経営戦略は、企業の将来像や目標を明確にします。この方向性は、ブランディング活動の基盤となります。つまり、ブランドの価値やメッセージは、経営戦略に基づいて構築されるのです。

ブランディングの実行: 一方、経営戦略が明確になれば、ブランディング活動はその戦略を具体的に実行する手段として働きます。例えば、特定のターゲット市場やセグメントにフォーカスしたブランディングキャンペーンや、競争優位を強調する広告戦略などが挙げられます。

ブランディングと経営戦略の不可分な関係

では、なぜブランディングを学ぶために経営戦略の概念が必要なのでしょうか。それはブランディングが単なる外見やイメージ作りのためのものではないからです。

ブランディングは、企業の経営戦略を具体的に表現し、顧客との関係を深化させるためのツールです。言い換えれば、経営戦略がブランディングの「なぜ」と「何」を提供し、ブランディングがその「どのように」を明確にするのです。

ブランディングへの基本的アプローチ(BrandRight Basics)

ブランディングへの基本的アプローチを始めるためには、まず経営戦略の概念をしっかりと学び、それをベースに活動を展開することが重要です。

自社の強み、顧客のニーズ、市場の動向など、多岐にわたる情報を基に経営戦略を立て、その戦略に基づいてブランディング活動を進めることで、一貫性のある強固なブランドを構築することができます。

経営戦略を軸にしたブランディングのステップ

経営戦略を理解し、それを軸にブランディング活動を展開するステップを考えてみましょう。
まず、経営戦略を明確にし、それを基にブランドのビジョンやミッションを定義します。

次に、そのビジョンやミッションを具体的なアクションやメッセージに落とし込み、それを様々なメディアや手法を通じて伝える戦略を立てます。

なぜ経営戦略がブランディングの基盤となるのか

ブランディングは、企業の顔ともいえる重要な要素。しかし、その顔作りだけに焦点を当てるのではなく、その背後にある経営戦略をしっかりと理解し、その経営戦略に基づいてブランディング活動を進めることが、真の成功をもたらすカギとなります。

ブランディングの未来と経営戦略の役割

未来のブランディングは、より経営戦略との連携が深まることが予想されます。新しい技術やメディアの出現、変わりゆく顧客のニーズなど、様々な変化に柔軟に対応しながら、経営戦略を軸にしたブランディングを展開することが、企業の競争力を高める要となるでしょう。

このように、ブランディングと経営戦略は切っても切れない関係にあります。ブランディングを成功させるためには、経営戦略の概念を学び、その上で活動を展開することが、真に「正しく始める」方法であると言えるでしょう。

まとめ

ブランディングと経営戦略は、現代ビジネスの中心的要素であり、企業の価値を顧客に伝え、持続的な成功を追求する鍵を握るものです。ブランディングは単なるロゴや広告に止まらず、企業の独自性や価値を顧客に浸透させるプロセスであり、経営戦略はその方向性を示すもの。

両者は密接に関連し、経営戦略がブランディングの指針となり、ブランディングはその戦略を具体的に表現する手段として機能します。未来の変動するビジネス環境においても、この二つの要素の関係性はさらに深まるでしょう。

企業が市場での競争力を維持し、成長を遂げるためには、経営戦略とブランディングの適切な組み合わせとその深い理解が不可欠です。